試験の現状<行政書士試験
行政書士試験の現状
広告等で「行政書士試験3ヶ月で合格」等の短期間で結果を出せるよう教材等を見かけるかもしれません。はっきり言って難易度の増した現在の行政書士試験では、 「3ヶ月」「半年」でも不可能です。合格率の高かった過去の試験では、それで通用したかもしれませんが。
不可能だという根拠を示すために、過去5年間の合格者の推移を下図にまとめました。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 平成14 | 67,040 | 12,894 | 19.23% |
| 平成15 | 81,242 | 2,345 | 2.89% |
| 平成16 | 78,683 | 4,196 | 5.33% |
| 平成17 | 74,762 | 1,961 | 2,62% |
| 平成18 | 70,713 | 3,385 | 4,79% |
平成14年度を除く過去4年の平均合格率は3.90%です。資格試験の中でも難易度は「難」になります。そのため受験者数も年々減少しています。 難易度の増した現在の試験に合格するには、浅はかな考えを捨て、通学するなり、独学でも良い参考書を選び、腰をすえて勉強する必要があります。運よく合格できたらいいなという考えでは、無理です。
行政書士試験の今後
行政書士試験は、平成18年度試験に改正がありました。その他の資格試験でも改正直後には、合格率が上がることが多々ありチャンスの年だと思われたのですが、 ここ数年の合格率と変化なしでした。
今後も合格率は、低いまま推移していくと思われます。その理由として、司法書士、税理士等の他の資格業の間で熾烈な職域(業務範囲)を拡大するための争いがあるからです。 「合格率=行政書士の能力」であり、試験が簡単であると、能力の無い者にそんな業務はできないと考えられるからです。
試験挑戦のメリット
行政書士試験は確かに難しくなりましたが、逆に考えると合格し、業務をはじめるときにはライバルが少ないということになります。弁護士は、司法改革により人数を大幅に増加しようと しています。税理士は既に飽和状態です。
最終目的は、試験に合格することではなく、行政書士として稼ぐことだと思います。試験の難易度が増すことで、稼ぐための要件が整っています。諦めずに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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行政書士試験の傾向と対策
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